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twinkluna17

マルクト王国脱出への道~時々出たり戻ったり 【シン】④

インスタグラムにてUP中!


家族団らんの火


女の力の源の火


青年と乙女の若さの火


血族から血族へ広がる火


シャーマンの、他者を助ける特別な知識の火


特別な知識の火を得るためには、部族から離れなければならない


世俗に染まっては、大衆意識に染まっては、流されてしまう


自らの心を独りで整える時間と場所が必要なのだ


――――――――――――――――――――――――――――

臨床心理士のリードで行われるグループカウンセリングに集まる人々は


場所柄セレブな方々ばかりで W大生もいた


そこで語られるものは壮絶な暴力と言葉と虐待の応酬だ


「え。お金持ちなのに、高学歴なのに、全然幸せじゃない」


全然お金持ちでも高学歴でもない私は純粋に思ってしまった


収入、職業、学歴なんてカンケーないのだ


人様に最も知られたくなかった「家庭の恥部」をさらして、みんなで共有する


まるで大衆温泉に浸かりながら、女たちが裸同志で話している感覚

 

そこに年齢や外見、ステータスの比較や勝負は存在しない


本当の人間関係ってこんなものじゃないか?


不思議な連帯感と安らぎを覚えた

 

痛みの告白と記憶の再現は、みんなと一緒に共有すれば怖くない 


痛みを語り、放出することによって痛みは薄らいでいくのだ




当時、新人の臨床心理士の方が私を担当してくださったが、まもなく姿が見えなくなった


伺うと「二次受傷(クライアントの体験を聞くことによって自らもトラウマを受けてしまうこと)でしばらくお休みです。でも必ず戻ってきますよ」と笑って説明された。


その後私が一年くらい通っていた間は復帰されなかった。

今回久々にHPを覗いたらびっくり、しっかり彼女の名前が載っていた

しかも当時お世話になった先生方もほとんど変わらず従事されている!


もう十五年以上前なのに。


ほんとN先生はじめ彼女たちはヒーローだと思う。










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