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マルクト王国脱出への道~時々出たり戻ったり 【ペー】⑤

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この小径は、征服するまで何度も旅する必要があります。

生命の樹の旅の中でも重要な段階なので、最後まで頑張りぬかなくてはなりません


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私たちは、嫉妬 嫌悪 否定 恐怖 恥 罪悪感 悲しみ 怒り 無関心などあらゆる否定的感情を持っている。


人生を生きる上での苦しみは、これらの感情がもたらしていて、この小径に出てくる剣を持つ赤い騎士たちがそれを表す。


全くそんな剣持ってないよという人や、

そんな剣は大人だから制御できるよという人は、

感情が麻痺して剣を無くしてしまっているか、仮面人間に陥ってるかもしれない。

周囲に不平不満をぶちまけて剣をぶん回して解消する人もいれば、

自分で自分をチクチク、グサグサ刺しまくっている人もいる。

これがまた本人の気づかない無意識領域での行為だったりする。

そして大抵の人は、苦しい感情に自分をさらすことに抵抗を感じ、明るいほう明るいほうへ与えられた娯楽やアイテムや情報や他者を使って誤魔化す。

誤魔化すだけだからそれは消えない。

いつかはその「苦しみ」に対峙しなきゃならない。


自分の苦しみに勇気をもって味わい、探り、理解する。


その感情はどこから来た?


そう自分の価値観、考え方、観念から来たもの。


自分を守る本能、エゴ意識、インナーチャイルドから発生したもの。


そこへさっそうと現れて、

それらを「ただの小さなおっさん」に変えてしまったのは白い騎士たち。


となると彼らは、新しくダウンロードされた魂意識の価値観、考え方だと解釈できる。


しかも、小さなおっさんは役に立つ。

壊れたバベルの塔を再建する助けになってくれる。


でも小さなおっさんは、気を許せばすぐに意識を乗っ取ってくるから一筋縄では行かない。


だからこそ何度もチャンスをくれて、

彼らを手なずけることに成功できるのだ。


継続は力なり。


赤い騎士の盾には火星のシンボルがあった。根本感情は「怒り」。


怒りは、強い生命エネルギー、モチベーション、やる気、集中力、行動力に転換させることができるのだ。



 
 
 

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