top of page
twinkluna17

マルクト王国脱出への道~時々出たり戻ったり 【タウ】③


元々デメテルは娘を生むまでは一人でも幸せだったはず。

でもペルセポネという娘を得たとき、これで幸せと思ってしまい娘にしがみついてしまった。


これが私の安定、幸せと、娘を失わないように15歳のままでいさせ支配した。


形あるもの、物質、人間を得ることに安定と幸せを求めると、

それを失ったとき、不幸のどん底に陥る。


そして三途の川を渡れない亡霊となってさまようのだ。



私の何が死んだかって?


死んだのは「エゴ意識」。


「世間体」というエゴ意識。


世間一般常識から逸脱すると孤立してしまうという恐怖。


大多数の人と同じでないといけないという思い込み。


親と集団教育の徹底的な刷り込みのなせる技。

「みんなと一緒の答えが正しい」。


自分の人生に離婚なんてありえないと思っていた。

私は人より人の眼は気にしない人間と自負していたつもりがとんでもなかった。


「結婚している」という「ステータス」に思いの外依存していた。


「離婚という行為」は「私の中の世間体殺し」をやってのけたのだ。


あの苦しさは、「孤立すると死んでしまう」というエゴ意識の恐怖心だった。


そして。


「世間体エゴ意識」がご臨終になった瞬間、


私の中で眠っていた小さな小さな「光」が目を覚ました。




閲覧数:13回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page