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マルクト王国脱出への道~時々出たり戻ったり 【ペー】②

更新日:3 日前

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私たちは土砂降りの中、深い森を進む


やっと見つけた洞窟に入ると、奥に木の幹がある


その幹には剣が何振りか深く突き刺さっており、皆んなの分一振りづつあるようだ


簡単には取れない


力を振り絞ってぐいっと剣を引き抜く


どうか使わずに済むように願うが、直感的に


まずそうはいかないだろうという気がしてならない


そこへ灰色のローブの男がいきなり現れた


彼は、行く手に待ち構える危険を警告し、それでも手にした剣を使わないことが重要だ


とだけ言い残し、消えた



―――――――――――――――――――――――――――


バベルの塔


「ノアの大洪水の後、方舟から降りてきた人類が、天まで届く塔を建てようとした。その傲慢さに神が怒り、それまで一つだった人間の言葉をバラバラにして互いに意思疎通できないようにした。そのため人々は塔の建設を中止し、各地に散った。」


この塔は私たち人間の人格そのもの。


人間の意識が一つにまとまるとなんでもかんでもこの世界に具現化してしまう。


危険なものまで破滅的なものまで具現化してしまう。


そして自滅。


またその逆も然り、

沢山の人間が魂意識に従って生きればこの世界に地上天国を具現化する。


だって魂意識は全知全能の神の分け御霊だから。


私たちのエゴ意識は未熟者、そばには魂意識がじっと黙って見ている。


エゴ意識が優勢になる、分離意識、つまり体主霊従になると


「エゴの剣」をついつい振り回してしまうのだ。





 
 
 

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